ほそみ　着物クリーニング　Q&A

着物Q＆A

ここではお客様よりよくある質問の一部を掲載いたします。

～着物お手入れ編～

【Q】丸洗いサービスには料金にばらつきがあるようです。やはり、高いほうがしっかりした腕があるのでしょうか？

【A】単に、専門業者に委託しているので、マージンの分が上乗せされているだけということも多いようです。一般的には8000円前後が相場でしょう。それ以上高いからといって、腕の高さを証明するものではありません。

【Q】毎回着るたびに丸洗いに出すのでは、金額的にも大変だし、手間がかかります。かといってほおっておいて劣化するのいやだし。どのようなタイミングで丸洗いに出せばいいのでしょう。

【A】保管さえちゃんとしていれば、頻繁にクリーニングに出す必要はありません。スーツなどでも、1シーズン毎日着ても、クリーニングはしまうときだけですよね。着物も一緒です。たまに着る人でも、3～4回着たら丸洗いに出すぐらいで充分。一度着たら、数年間は着る機会がないだろうという場合も、しまう際に丸洗いに出しておけばより安心だということです。

【Q】母から譲られた着物なのですが、着る機会がなくてずっとしまっておいたまま。この間、ひさりぶりに出したらシミがついていました。ここ数年でついたものではないのは確かです。何十年もたった古いシミでも落とせますか。

【A】単なるシミであれば、古いものでも落とせます。完全に落ちなくても、色掛けなどを加工をすることで目立たなくできます。ただし、シミが黄変してしまっていたり、カビが生えてしまっているとちょっと厄介です。ある程度の修復は可能ですが、完全に元通りになりません。

【Q】丸洗いしたら、金箔が剥離してしまったりしませんか？　結構凝ったデザインなので作りが繊細なんです。

【A】事前に、箔落ちしないか、チェックした上で丸洗いしています。また、そめの近江では、着物の表面をごしごしこすったり、洗濯機で激しく洗浄しませんので、箔落ちの心配はありません。

【Q】丸洗いで落ちない汚れはありますか。

【A】丸洗いで落ちるのは、表面についたほこり汚れのほか、油性の汚れです。汗、飲み物など水性の汚れは丸洗いでは落とせません。その際には、シミ抜きで対処します。

～お仕立て編～

【Q】お仕立ての価格が他店よりかなり安いですが、仕上りは大丈夫なのでしょうか？

【A】きもののほそみの仕立価格は国内最安価格とも言われていますが、これは当店の創業者の方針によるものです。着物の価格が決してお安いものではない上に、お仕立代まで高くしてしまうと、着物を買われる方が更に減ってしまう・・・との思いから、きもののほそみではお仕立については手数料程度の利幅しか頂いておりません。そして仕立職人にも、当店の理念をいただいた方だけにお願いをしているので、この価格が実現しているわけです。

　　ちなみに当店の仕立職人はすべて国家試験合格の技能士ですので、仕立レベルも高品質と自負しております。

【Q】他店で購入した反物でも、掲載されている価格でお仕立をお願いできますか？

【A】当店にてご購入いただいた着物でなくても、掲載価格にてお仕立てを承っています。当店の理念でもある、一人でも多くの方に着物を着ていただきたいとの思いから、他店様にてご購入された着物でも同じ価格にてご提供しております。

【Q】どんなふうに着付けをしてもキレイに着られない・・・なぜか？

【A】様々な要因がありうるのですが、他店様にて行われた採寸方法に問題があるか、又はお仕立てそのものに問題があるかもしれません。採寸が間違っていれば、どんな着物でも、そしてお仕立てをしてもキレイには着ることは出来ません。したがって、まずは今一度採寸に問題がないかを確認することになります。またお仕立ての場合は、特に胸周りと衿回りに技術の差が出てしまい、キレイに着ることができないことがあります。一度当店へご持参いただき、ご相談ください。

【Q】母の形見なのですが、私には小さく着られない。何とかなりますか？

【A】まずは着物の状態と貴女様の採寸にて判断することになります。着物の状態に問題なく、貴女様の寸法でもお仕立直しができるどうかを判断させていただきます。なお、問題無ければ、着物を解いて洗い張りをした後、色修正などを行い、お仕立をします。

【Q】裄だけが短いのですが、裄だけを出すことは出来ますか？

【A】着物の状態を確認してからになりますが、着物の幅に問題が無ければほぼ可能です。但し、裄を長くする場合、中に縫い込まれていた生地との色合いのち外、そして筋など残ることが多いため、色補正や色掛けなどの処置が必要になることがほとんどです。

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